事務スキルアップに最適な資格・日商PC検定
日商PC検定はMOSの陰に隠れがちですが、試験内容がMOSより実践的。合格できれば実際のビジネスの現場で役立つ『生きたスキル』が身に付きます!
主催は商工会議所なので、簿記と並んで公的資格として認められています。パソコン系で公的資格は少ないので、就職・転職にも狙い目ですよ♪
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日商PC検定 資格の費用
日商PC検定の受験料は級によって変わります。
Basic | 4,120円 |
---|---|
3級 | 5,140円 |
2級 | 7,200円 |
1級 | 10,290円 |
MOSが1科目1万円を超えることを考えれば、日商PC検定はリーズナブル。このほかに練習用の問題集やテキスト、講座の受講料などがかかります。
勉強方法ごとの日商PC検定取得にかかる費用の比較は以下のとおり。
それぞれの料金の内訳を見ていきましょう。
日商PC検定 通信講座の料金内訳
- 受講料(30,000〜40,000円)
- 受験料(5,140〜7,200円)
通信講座の費用は35,000〜50,000円。パソコン初心者であれば通信講座から入るのがおすすめです。演習付きのCD-ROMやテキスト・問題集、添削指導などをセットで受講できます。
一例:ユーキャンの通信講座
講座名 | ■日商PC検定講座 |
---|---|
目標級 | ■3級 |
料 金 |
■一括払い:35,000円 |
教 材 |
■演習CD-ROM など |
学習期間 | ■標準3ヶ月 |
その他 |
■メール質問可 |
ユーキャンの通信講座は1日約30分の自宅学習で合格を目指すカリキュラム。演習CD-ROMには豊富な練習問題や解答・解説、本番を想定した模擬試験2回分など充実の内容が収録されています。
各講座の詳しい内容は、資料請求(無料)から知ることができます。
独学で資格を取る場合の費用
- テキスト(3,000円前後)
- 問題集(1,300円前後)
- 受験料(5,140〜7,200円)
独学の費用は15,000〜20,000円。同じ級でも分野ごとに費用が掛かるため、例えば『文書作成』と『データ活用』の両方にチャレンジすると費用がかさみます。1分野あたりなら1万円以下。
市販しているテキストの値段は?
3級の参考書・問題集
よくわかるマスター日商PC検定試験データ活用3級公式テキスト&問題集 Microsoft Excel2013対応 |
|
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2級の参考書・問題集
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2級・3級とも、級別に
- 共通分野(知識科目)問題集
- 科目別テキスト&問題集
が販売されています。他の資格に比べるとテキストの値段は高めに感じますすが、問題集とセットなので実際はそこまで費用は掛かりません。
スクール通学で日商PC検定を学ぶ場合は?
パソコンスクールでも日商PC検定を学ぶことができますが、検定対策のコースを設けているところは少ないようです。Word・Excelの基本操作を学ぶことはできるでしょう。有名どころでは
など。料金は1回あたり2,500〜5,000円が相場で、単位制で総額料金のスクールもあります。教室によって別途入学金がかかったり、学びたいことによって変動する場合もあります。
学習を終えるころには総額10万円を超えることもあるので、まずは資料請求や体験入学で確認してから申し込むのが無難でしょう。
日商PC検定の取り方
- 受験する『分野』と『級』を決める
- 市販のテキストや講座で勉強&練習
- 近隣の会場に確認し受験申請する
- 試験に挑戦し、合格を目指す
検定試験の種類
日商PC検定には3つの分野があります。どれもビジネスに役立つものですが、就く仕事に合わせて選ぶのがおすすめです。
文書作成 | 『Word』を活用し、正しいビジネス文書の作成や取り扱いができるかを問う |
---|---|
データ活用 | 『Excel』を活用しデータ処理、データ分析や表・グラフ・資料作成能力を問う |
プレゼン資料作成 | 『PowerPoint』を活用し、目的に応じたプレゼン資料の作成能力を問う |
どれもマイクロソフトのツールを使いますが、MOSとの違いは『操作』だけでなくビジネス文書作成やデータ活用があること。より実際の仕事に近い内容です。
検定試験のレベル
日商PC検定は4段階のレベルに分かれています。自分の今のレベルに合わせて受験級を決めましょう。
Basic | 初心者・学生レベル |
---|---|
3級 | 社会人1〜2年目・ビジネス初級レベル |
2級 | 社会人中堅・企業実務レベル |
1級 | 経営者・責任者・ビジネス上級レベル |
合格率は3級で80%、2級で60%前後。比較的高い数字ですが、2級はMOSエキスパートと同等かそれ以上の難易度と言われています。まずは3級を目標に準備を整えて臨みましょう!
受験資格と試験場所は?
日商PC検定に受験資格はありません。学歴・年齢に関係なく誰でも受験できます。
会場は提携のパソコン教室やスクールなど様々で、近隣の会場に電話で試験の予約を入れて受験します。詳細は商工会議所ネット試験施行機関を確認してください。
日商PC検定の試験内容
日商PC検定の試験は、文書作成・データ活用・プレゼン資料作成それぞれの分野で
- 知識科目
- 実技科目
があります。知識・実技とも70%以上の得点で合格になります。
一例:『データ活用』3級の場合
■知識科目(15分・択一式)
- データべース管理(ファイリング、共有化、再利用)について理解している
- 電子商取引の現状と形態、その特徴を理解している
- ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する基本的な知識を身につけている
■実技科目(30分)
- 企業実務で必要とされる表計算ソフトの機能、操作法を一通り身につけている
- 表計算ソフトにより業務データを一覧表にまとめるとともに、指示に従い集計、分類、並べ替え、計算等ができる
- 各種グラフの特徴と作成法を理解し、目的に応じて使い分けできる
データ活用3級の場合、Excelの操作はもちろん業務データの一覧表化や計算、集計なども試験範囲に入ります。問題集を繰り返して解き方を理解しておくのがポイント!
PC検定で事務作業を効率化しよう
日商PC検定はMOSに比べるとマイナーで、取っても評価されにくい資格…と思われがち。しかし実際に現場で使えるスキルはPC検定の方が多く、『操作 + 考え方』が身に付くビジネス向きの資格。
- 今より作業を効率化したい
- どの部署に行っても活躍したい
- 名前だけでない本物のスキルが欲しい
こんな人におすすめ。経理・総務をはじめ幅広い事務で『使える』技術が身に付くでしょう。初めての人は通信講座やスクールを利用して、まず基礎を固めるところから始めてみてください!
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